10チャンネルの「報道ステーション」という番組に出てきて、
「村上ファンドが本社をシンガポールへ移すなんてことはとうてい許せない。日本で勝負すべきだ。こんなことは、もしもアメリカ人経営者がしたら、アメリカ人だって許さないですよ」
と、独特なプロレス中継で有名になった「正義派」キャスターの問いかけに答えて言うのが、聞こえてきた。
俺はその時、パソコンに向かっていたのだが、
イスから立ち上がって、テレビの前に移動して画面を見た。
びっくりしたんです。
石田さんは、白いジャケットで、さわやかな空気を放って話していた。
「あなた、作家はその程度でいいの? 作家の看板、おろした方がいいんじゃないですか?」
と、わたしは、思わず心でつぶやいていました。
(写真をクリック)
ニュースによると、なんでも、
「六本木ヒルズ」族の1人でもあるらしい、村上さんは、今年初めから、坪500万円はする都心に、総工費約10億円の家を新築中だが、
それを中断するかやめるかして、シンガポールへ移住するんだそうです。
で、石田さんは、その移住が気に入らないらしかった。
わたしが、石田さんのコメントに引っかかったのは、
「作家」の看板を掲げるのなら、
想像力と思考力の触針を、もっと深く延ばし、
鋭敏に、多角的に考えなくっちゃいけないよ、
と、思ったせいです。
1兆円もの資金が投資家から集まっているといわれる「村上ファンド」の本社を、東京からシンガポールへ村上氏が移すというのは、
利益を求めて、変幻自在にいつも自律運動を続ける、
資本、すなわちお金の本質的な性格に沿って、
村上氏が決めたのでしょう。
海外に移った方が有利なんでしょう。
より大きい利益を求めて、お金は国境を自在に越えるのです。
そして、利益を上げるのに忠実であることは、
会社を運営するものの最大のつとめでしょう。
ただそれだけのことです。
経営者のイロハだと思います。
村上氏が、本社を海外に移すことに決めた原因としては、
ほかに、
「ライブドア」の堀江前社長を、
逮捕させて、この会社を、実質的に日本からデリート(消去)してしまった、
日本という、この特殊なシステムへの見切りがあるのかも知れません。
たぶん、こっちが本当の原因なのでしょう。
村上氏にとっては、
日本社会が、利益を生むための、最大の障害に見えるのではないでしょうか。
そんな簡単なことにも想像力を使わず、
古くさい「日本」という国境にこだわり、さも、自分の方に「正義」があるかのような顔をする、
石田依良という作家は、
頭がとても古い、
と思いました。
「作家」を名乗るのなら、村上さんの立場をもっと深く考えなくっちゃいけません。
そして、ゴマ摺っちゃいけない。
日本システムという、権威権力に。
(写真をクリック)
この人の作品は、ひとつも読んだことはありませんが、
読まなくとも面白くないことは分かります。
このテレビ発言ひとつで。
インターネットで調べると、
石田という人は、2003年に、「4teen」という作品で、直木賞を取ったんだそうです。
直木賞を取っているんだから、一部の読者が喜ぶような、物語は書けるのでしょうが、
心を揺すぶって、読者の考え方に変更を迫るような、
深い物語は、書けないでしょうね。
石田さんは、「作家」という肩書きから、いつまでも、カッコ(「」)が取れないでしょう。
石田氏の反論を聴いてみたいものです。
インターネットで、調べたら、
石田さんについて、以下のような感想が書かれたsiteが見つかりました。原文のまま引用させていただきます。
◇ ◇ ◇
「石田依良いわく最近の大人の日本人男性はだめな人ばっかりで女性はかわいそうなんだそうです。理由は忙しさにかまけて本も読まない、映画も見ない、音楽も聴かないからだそうです。忙しくない人もそうらしい。でもこれらを満たしていると本当に魅力的な人間(男性?)になるの?なんかピンとこないです。
人間形成ってそんな単純なものなの?だったら山崎邦正ってめちゃめちゃ魅力的な男ってことになります。一方島田伸介は石田氏がだめ出ししている男性そのものです。
石田の意見に賛成の人、反対の人の熱い意見が聞きたいです。20は確実に開きますのでよろしくお願いします。」

「石田という作家のテレビでの発言は気に入らない。」
「石田という作家の作品は(読んだが)つまらなかった。」
「テレビであんなこと言ってる作家の作品は読みたくもない。」
などなどは、
あなたの個人的な感想としていくらでも書いてもいいと思います。
>この人の作品は、ひとつも読んだことはありませんが、
>読まなくとも面白くないことは分かります。
>このテレビ発言ひとつで。
これはあなたのものの見方の狭量さを表すだけですね。
ま、あなた私人ですから、何書いてもいいんですが。
>Jirauxの名前と、e−mailアドレスを
>公然と示してね。
こんなことくらいで、自分は正々堂々としていて、
匿名の書き込みをする人とは違うと思えるんですね。
反感もたせて、ごめんなさい。
ほかになにが言いたいのでしょう? それが分からない。
作家の資質は、片言隻句で分かります。
あなた、わかりませんか?
石田さんの本、読む時間ありません。
時間があれば、そうですね、いまなら「辻」を読むでしょう。
古井由吉さんの、最新作。
ご一緒に、どうですか?
それから、辺見庸さんの「自分自身への 審問」。
よかったですよ。最近読んだ中では。お勧めします。
作品の評価は別だと思っていますから、
>作家の資質は、片言隻句で分かります。
これについては意見が合いませんね。
ま、これは意見の相違であって、
そういう考えの人を否定はしませんが、
私は、読んだり見たり聞いたりしていないものを
評価することは致しません。
読んだり見たい聞いたりしたものに対する感想が
自由であるのとは、
まったく次元の違う話です。
辺見さんの本は全部読んでます。
あのね、
人が何を読もうが読むまいが自由なんですよ。
あなたが石田さんの本を読まないのももちろんけっこう。
テレビで見た石田さんを大嫌いだと思うのもけっこう。
「読んでもいないものを否定するな」と言いたいだけです。
でもまぁ、繰り返しになりますが、
>作家の資質は、片言隻句で分かります。
こういう考えの人は確かにいますから、仕方がありませんね。
自分が損をするだけです。
(私は石田さんの作品は全部読んでますが、
「読めば面白いのに」と言ってるわけでもありませんよ、念のため。)
辺見さんの「自分自身への 審問」は。
勝手にご自分の考えを書き連ねるのは宜しいのですが、
万人に理解できるよう言葉を発するのも賢さだと思います。
批判する前に石田さんの作品をお読みになったら?
もしあなたが小説の一つでもお書きになったとしたら、
あなたが石田さんの作品をお読みにならないように、
私もあなたの作品を読もうという気には到底なれません。
あなたの内面、このブログひとつで垣間見えたような気がいたします。
勝手にご自分の考えを書き連ねるのは宜しいのですが、
万人に理解できるよう言葉を発するのも賢さだと思います。
批判する前に石田さんの作品をお読みになったら?
もしあなたが小説の一つでもお書きになったとしたら、
あなたが石田さんの作品をお読みにならないように、
私もあなたの作品を読もうという気には到底なれません。
あなたの内面、このブログひとつで垣間見えたような気がいたします。